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part-1/高耐久木材

個人住宅に関しては自分の家族や訪問客などとのプライベートな使い方が多い。従って耐摩耗性が小さいことも実際使用の欠点とはならないので注入して木材耐久性を高めた針葉樹の方がより柔らかな印象を与える。ヘム、ウエスタンレッドシダー、欧州赤松、杉などの注入が適している。(木の”年輪感”がいいのだ。)
一方公共施設など1日に何千人、何万人もの人が、その上を歩く様な部位については耐摩耗性の高い樹種が必要かと思われる。例えばHard woodと呼ばれる、ボンゴシ(アゾベ、エッキとも)イペ、ジャラなどである。
耐久性が注入なしでも高いとされるボンゴシの木橋利用では愛媛県での情報例では腐って10年後落下した事実がある。日本の気候(例えば降水量)等を考慮した施工方法も重要である。
こうした、木材産地での耐久性と日本に於ける耐久性とのギャップは全ての樹種に言えるのかもしれない。例えばウエスタンレッドシダーは北米では15年前後の耐久性があるとされるが(但し接地面含まず)日本の気候、各人の使用方法により期待値を下回っているのが現状である。
レッドウッド(セコイア)についてもold grossという老齢樹がへり、2次林(若齢樹)に移行しつつある現在、目の甘い(=若い、腐りやすい)レッドウッドも注入して使用せざるを得ない。
限りある木材の使用には防腐と防腐精度、施工の工夫が大変重要である。
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